ナイガイ 東京・森下に最新機器揃えた研究施設を開く

2018/11/15 06:30 更新


 ナイガイは、東京・森下にある企画開発部・技術課内に開設した研究施設「ナイガイ・ラボ」の開所式を13日に開いた。

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 ラボには3D足形計測器、赤外線サーモグラフィー、筋電計、重心動揺や下肢荷重などを測定する「バランスコーダ」、歩行時の重心移動や圧力分布の変動などを測定する「ウォークウェイ」といった各種測定機器のほか、体力測定器具、ロコモティブ症候群(運動器の障害により要介護になるリスクが高まる状態)のテスト器具などを導入した。森下の技術課には品質管理のための試験室や、1920年の創業からの商品を集めたアーカイブ室もあり、品質、開発、研究の拠点として活用していく。ラボと同時に新設したアーカイブ室には、今年からデザイナーとマーチャンダイザーが「私の逸品」を加えていく。

 開所式で今泉賢治社長は、「中期経営計画で掲げた〝レッグソリューションカンパニー〟を実現するには、足とはどのようなものか、靴下と足とはどのような関係なのかを知らなければならない。ラボの研究と品質管理、アーカイブが相乗効果を生み、他社が追随できない良い商品を作りたい」とあいさつした。

3D足形計測器
筋電計
アーカイブは年代ごとに整理しなおした


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