なんばパークス、23年度19%増収へ 独自の改装と催事が奏功

2024/03/12 06:29 更新有料会員限定


昨年秋のリニューアルで来場者の幅が広がった「パークスガーデン」

 大阪・なんばの商業施設「なんばパークス」が売り上げ、集客を伸ばしている。23年度(24年3月期)の全館売上高は前期比19.2%増の264億円を見込み、コロナ禍前の19年度実績を上回りそうだ。リニューアルや催事で、なんばパークスならではの来館価値を高めてきた効果が表れている。24年度も増収を見込んでいる。

(古川富雄)

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 なんはパークスは開業以来、低価格ブランドは導入せず、セレクトショップやインポートブランドを中心に構成してきた。22年春から23年春にかけての15周年記念リニューアルでは、「アルペンアウトドアーズ」などの大型業態、国内最大級のポーカールーム「ROOTS OSAKA」などエンターテインメント施設を強化した。

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