アクセブランド×ビンテージ店 期間限定店「365・エブリデイ・ビンテージ」が好調

2023/07/12 17:00 更新


アクセサリー「ヒュイ」とレディスビンテージ店「シェアー」による期間限定店

 路面の大型ビンテージショップ「ネクスト51」を運営するきたに(堺市)と、大阪のハンドメイドアクセサリーブランド「ヒュイ」(HUI)が協業で打ち出す期間限定店「365 エブリデイ ビンテージ」が好調だ。毎回予算を上回って売上高を伸ばし続けており、5回目となった今回(阪神梅田本店で6月28日~7月11日開催)も、約1週間ですでに予算を突破した。

 見映えのする大ぶりで個性的なイヤリングやネックレスを数多く打ち出すヒュイが、以前期間限定店を出したことのあるネクスト51に声を掛け、両者の期間限定店が22年夏からスタートした。ネクスト51は、ショップインショップのレディスビンテージ店「CHER」(シェアー)で、期間限定店用にハイブランドのバッグをはじめ、アクセサリー、服などの希少性のあるデッドストックを品揃えし、相乗効果を生み出している。

大ぶりで個性的なデザインが魅力のハンドメイドアクセサリー「ヒュイ」

 期間限定店のコンセプトは、「今日のスタイリングにビンテージのスパイスを」。今回もインパクトのあるヒュイのアクセサリーがフックとなる形で、好結果になった。毎日の気分に合わせて付け替えて楽しめる1万円前後のヒュイのアクセサリーは、30、40代女性に人気。ハイブランドとのコーディネートを楽しむ人も多く、来店客がシェアーのデッドストックのバッグなどにも関心を持つ姿が見られる。シェアーがノウハウを生かし、コンセプトをビジュアルに発信する大型パネルを設置するなど、店作りにもこだわった。

 今後も両者で期間限定店を強化していく考え。回を追うごとにリピーターが増え、新規客との接点も広がっている。次回は8月30日から阪神梅田本店2階に1カ月間出店する。まずイベントテラスでスタートし、イベントスペースに移動して継続する。

「ヒュイ」の畠口幸子ディレクター(左)ときたにの秋山卓也ゼネラルマネージャー


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