レザーとウッドボールを組み合わせた、ウォレットチェーンのようなアクセサリーなどを手掛ける「nodzoku」(ノゾク、大阪市)が元気だ。独自のアイデアを盛り込んだ企画力と、「情報発信源はあえて絞り、目が離せない存在を狙う」(上野行哉代表)ブランディング手法で、23年のブランド売り上げは、前年比倍増ペースで推移している。
(小畔能貴)
スタイルのアクセントに
ノゾクは、服飾雑貨のセレクト店で働いていた上野さんが独立し、20年にスタート。セレクト店にいた頃から革財布の企画に携わっていた経験などを生かし、革を使った物作りを打ち出した。
上野さんが好きなスニーカーのアクセサリーから始まり、シューレースに通して楽しめるタッセルパーツなどを企画・販売した。スニーカーアクセサリーは中国や台湾のセレクトショップも関心を持ち、海外との取引も始まった。
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