24年春夏マン・ニューヨーク展 日系2ブランドが出展 軽い単品や機能素材に好反応

2023/08/10 13:00 更新会員限定


 24年春夏マン・ニューヨーク展が7月、スプリング・スタジオスで開催された。会場はやや縮小され、日系ブランドも二つにとどまった。色物は明るいブルーが注目された。

(ニューヨーク=杉本佳子通信員)

 ギャラリード・ポップの「サージュデクレ」は、「規模は小さくなったが人は来ている。初日は3時までノンストップだった。全然悪くない。前回より忙しい」と話していた。

 今までで一番大きいコレクションとなり、シャツ、パンツ、Tシャツなど、軽い単品が好調だった。ジャケットはポプリンのシャツ地で作ったジャケット(540ドル)など、シャツとしても着られるような軽いものが良い。コットン・ヘンプの製品洗いのシャツジャケット(440ドル)も、シャツとしてもジャケットとしても着られ、生地の風合いにニュアンスがあるとして人気があった。他にもオーガニックコットンのシャツ、薄手のリネンジャケット、コットン・リネンのデニムなど、人気アイテムはおしなべて天然素材。玉虫風のしなやかなコットン、少し光沢があってしわ加工したコットンも人気。色は薄いブルーが特に良かった。

シャツ地で仕立てたジャケット

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