《売れてる理由》東海地区のオンセブンデイズ アパレルで集客する雑貨店

2023/08/16 12:00 更新有料会員限定


点数の半分以上がアパレルに

 キッチンやインテリア関連などを扱う雑貨店オンセブンデイズ(愛知県豊川市)は、「1週間に7日通える店」を目指し、その思いを名前に込めている。東海地区に15店。ロードサイドに700~800平方メートルの大型売り場を構え、老若男女、幅広い顧客が「その時期に欲しいと思うもの」を揃える。目を引くのはアパレルの品揃え。トレンドを加味したアウターは、〝雑貨店が扱う服〟の範囲を軽く超え、アパレル目的の客を取り込んでいる。

(神原勉)

 22年8月期の売上高は52億4400万円。コロナ禍でキッチンやインテリア雑貨などが盛り上がった21年8月期には及ばなかったが、コロナ禍前の50億円を上回る。7カ月の変則決算をはさんだ今期(23年3月期)、家ナカ需要が一巡し、カテゴリーによって好不調はあるもののほぼ順調に推移している。

競合の中で個性

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