大阪文化服装学院は、地元や周辺地域で実施するイベントとの連携を強め、街の活性化に取り組んでいる。服飾専門学校という特色を生かし、ショーや作品展示、ワークショップなどで街に彩りをもたらしている。
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11月下旬に大阪市・十三の街おこしイベント「トライやる×ホリデー」に参加し、地域文化を象徴する老舗キャバレー「グランドサロン十三」で、スタイリスト学科2年生プロフェッショナルコースによるスタイリングショーを実施した。会場ではスーパーデザイナー学科1年生の作品も展示。ショーの後には街を舞台にフォトシューティングし、街に新たな魅力を吹き込んだ。
同イベントは、ウェルビーイング阪急阪神が地域活性化プロジェクト「十三未来会議」を主催し、そこから生まれたもの。地元飲食店や文化団体、ダンススクールなど多様な参加者が街全体を巻き込んだ。
12月には、地元の三国や新大阪エリアで30以上の店舗・施設が参加したアートイベント「新大阪・三国アートフェス2025」に参加。キャンパスを会場の一つとして開放し、学生やアーティストの作品展示、ワークショップなどを実施した。


ワークショップはブランドマネージメント学科の学生が企画・運営。「ウルトラスエード」の端材やウッドチャームなどを使い、地域の親子らがアクセサリーやクリスマスオーナメント制作を楽しんだ。
マルシェでは、学生によるニット作品、作家やクリエイターの作品を販売した。
