大阪文化服装学院(OIF)はライフコーポレーション(ライフ)との産学連携プロジェクトを実施している。スタイリスト学科の学生が、ライフのアパレル新ブランド「LIFE BASIC」(ライフベーシック)で、スタイリングやフォトシューティングをし、スーパーマーケット(SM)の衣料品の新たな魅力を提案するもの。
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ライフベーシックは9月から販売を開始。同月から取り組みも開始した。学生18人が4チームに分かれ、六つの共有キーアイテム(ハイネックTシャツ、フリースジャケット、リブニットなど)を使い、各チームで6スタイリングを考案した。フォトシューティングは、撮影やヘア&メイク、モデルについても学生が担当した。
各チームのスタイリングは10月29日~11月17日、ライフが運営するセントラルスクエア西宮原店の2階衣料品売り場で、店頭ディスプレーとして展示する。11月8日からはライフ近畿圏の公式インスタグラムで、全24スタイリングを順次紹介する。11月28日には、来店客による投票とライフによる審査をもとに、優秀チームを表彰する。
OIFとしては今回、これまでとは異なるSMとの協業になった。単にファッション感度の追求だけでなく、日常生活に密着したアイテムをどうスタイリングするか、多面的なアプローチをした。学生たちがより広い視点から社会とのつながりを意識する取り組みにもなった。