パルは来期(22年2月期)から3カ年計画を推進し、ブランドのライフスタイルショップ化による大型店出店を積極化する。「かつてSPA(製造小売業)に転換した際に企業として蛻変(ぜいへん)を遂げたが、コロナ禍という背水の陣で今ひとたびの変化を目指す」(井上英隆パルグループホールディングス会長)構えだ。
同社は「コロニー2139」「チャオパニックティピー」「ディスコート」を軸に、大型店の開発を進め、売り上げの大きな大型ブランドの育成に注力している。来期はこの3ブランドを引き続き主力に、ライフスタイル提案を充実した大型店を増やす。「ECの拡大、コロナ禍で多くの企業が苦戦する状況で大型店を広げるチャンスは拡大している。資金力も生かしたい」と出店のアクセルを踏む。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!