パルコは、テナントの業務を支援する新たなプラットフォームサービスを開始する。対象は主にアパレル企業。物流・生産管理事業主力のジーエフホールディングス(東京、児玉和宏会長兼社長)の仕組みを活用し、小ロット・短サイクル生産や共同配送、EC関連業務などのプラットフォームを提供する。SCディベロッパーがテナント企業の生産や物流業務の支援事業を行うのは異例。在庫削減のための生産体制の確立や物流コスト上昇への対策などがアパレル企業の大きな経営課題となり、コロナ下で深刻化するなか、「事業共創型ディベロッパーとしてテナントの課題解決につなげ、ファッション業界での活躍を目指すプレーヤーも支援したい」(溝口岳執行役員マーケットクリエイション部、渋谷R&D推進室担当)という。
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6月末にジーエフグループのgf.G(東京、池内浩一郎社長)と業務提携した。同グループの生産・物流のネットワークとノウハウをフル活用する。
《詳細は、9日付の繊研新聞・繊研電子版で》