プレイド(東京)は、ファーストパーティーデータ活用によりサイト内外で一貫した顧客体験提供を可能にするソリューション「カルテシグナルズ」の提供を始めた。
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広告ソリューションと組み合わせることで顧客の広告に触れる体験向上と広告配信の最適化が図れる。第1弾として、グーグル広告、フェイスブック・インスタグラム広告への提供を始める。
カルテシグナルズは、CX(カスタマー・エクスペリエンス)プラットフォームと顧客のあらゆるデータを統合する「カルテデータハブ」を介して、自社サイトを訪問する客の行動データや購買データ、実店舗のPOS(販売時点情報管理)データなども統合し、顧客とのコミュニケーションに活用できる。SaaS(インターネットを通じたソフトウェアの利用)として提供され、新たな環境整備やデータ基盤構築は不要だ。
サードパーティークッキー規制が進み、デジタルマーケティングは顔が見える顧客との関係構築によるLTV(顧客生涯価値)向上にシフトしている。カルテシグナルズと組み合わせてオンライン広告を活用すれば、その顧客に合った広告を適切なタイミングで届けられる。
顧客は興味関心に合った広告を有益な情報として受け取り、エンゲージメント向上につながる。
イオンリテールのネットスーパーや大丸松坂屋百貨店、デファクトスタンダードのブランド品買い取り・販売サービス「ブランディア」などが先行導入している。
プレイドはカルテシグナルズを紹介する無料オンラインセミナーを2月16日に開く。カルテのウェブサイトのセミナーページから申し込める。