スタイリングライフ・ホールディングス・プラザスタイルカンパニーは、輸入生活雑貨店「プラザ」でオリジナルを強化している。昨年、開発課を立ち上げ、雑貨主体のPB「プラザベーシックス」を発売。スライダーバッグや個別包装のウェットティッシュなど、海外の商品風の楽しいデザインで、あると便利な日用品が人気。オリジナルの強化により、差別化と売り上げ向上につなげていく計画だ。
(河邑陽子)
プラザは1号店を66年、東京の銀座ソニービル地下2階に開設した輸入雑貨専門店の草分け。創業時と比べ、雑貨専門店や輸入生活雑貨を扱う店が大幅に増えて競合が激化。同質化の懸念に加え、コロナ禍の影響もあって輸入代理業者が減っている現状を受け、独自商品の強化を目的に昨年1月に開発課を新設した。社内外からデザイナーやバイヤー経験者、品質管理の専門家らを集め、4月に9人体制で本格的に活動を始め、7月に第1弾商品を発売した。