出版社のオンデマンドTシャツモールがオープン 小学館、早川書房などが参加

2022/07/05 06:25 更新


小説やコミック、絵本などのコンテンツをTシャツにする

 小学館や新潮社、早川書房、山と渓谷社といった出版社10社以上が参加するオンデマンドプリントTシャツモール「ピーティーエー・ショップ」(pTa)が6月27日にオープンした。各出版社が持つ文学作品、コミック、絵本、図鑑といったコンテンツを活用し、在庫レスで販売する。

 モールを開設したのは東証上場でメディア&サービス事業を手掛けるインプレスホールディングス(東京)傘下のインプレス・プロフェショナル・ワークス。pTaは「出版社だからこそできる、唯一無二のTシャツモール」をうたい、文学作品、コミック以外にも絵本、写真集、図鑑といった出版物のコンテンツを活用する。いずれも出版物をルーツにしたオフィシャルコンテンツとなるため、これを売りにする。

 参加予定の出版社は小学館、新潮社、早川書房、理論社、インプレス、リットーミュージック、エムディエヌコーポレーション、山と渓谷社、天夢人、イカロス出版ほか。小説『蟹工船』の装丁(新潮社)、雑誌『SFマガジン』(早川書房)や『MdN』のロゴ、絵本『だじゃれ日本一周』の挿絵(理論社)などのプリントTシャツを販売する。

 サイズとカラー10色からTシャツボディーを選んで注文後、オンデマンドプリントして8~10営業日で納品する。

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