26年2月に国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)パリ27年春夏が開かれる。春夏展のテーマは「サヴォワールフェール」(匠(たくみ)の技)で、世界から国・地域を特定し、その土地の伝統工芸や技術に焦点を当てる。初めての試みとなる今回は日本などに注目。主催するGLイベンツファッション部門のインターナショナル・ディベロップメント・マネジャーのボリス・プロヴォ氏は「日本の要素をより取り入れた見本市になる」と期待を示す。
(関麻生衣)
伝統から物を知る
PVパリは25年から年2回それぞれの展示会のテーマを決め、2月の春夏展はサヴォワールフェール、9月の秋冬展を「イノベーションとテクノロジー」とした。今後、それをさらに深めていく。
