変わる中国・青島 旧街に商業誘致×RCEP経済貿易拠点へ、モノ・人・海外企業を誘致

2023/01/12 06:28 更新有料会員限定


大鮑島の全体外観。街外観は統一され、個性ある店が集まるイメージ

 中国・青島市が世界のモノ・人・資本を集める経済・貿易発展都市を目指している。これまでも青島は中国主要湾港都市として貿易で栄えてきたが、22年から「居住・事業・観光の総合発展」構想を掲げ、商業発展を強めている。現在は「旧市街再開発」と「RCEP貿易拠点化」が進められている。市街地再開発はまず大鮑島文化休閑街区で進めれられており、戦前に青島で住居形態として発達した「里院」外観を維持して内部を現代風に改装し、世界の物販・飲食店舗を誘致している。日本企業にとって消費市場としての魅力も整備されつつある。

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