台湾のアパレルブランド「クイーンショップ」は、日本での本格的な販売を視野に初の期間限定店を東京・青山で開いた。まずはEC、期間限定店で客からの反応を見ながら徐々に規模を拡大していく考え。
クイーンショップは06年、台湾を拠点にECでの販売を開始した。10年には初の実店舗を台湾に開き、現在は台湾に46店を構える。
観光地の紹介動画など、オウンドメディアのようなSNSの使い方による発信力と、トレンドを押さえた低価格帯のアイテムを強みに若者からの支持を得ている。当初はレディスのみだったが、現在はメンズやアウトドアなどにもカテゴリーを広げている。
袖にリボンをあしらったブラウス(税込み4719円)、サイドにベルトを付けたテーラードジャケット(8239円)、ベルトの付属するワイドスラックス(6919円)などがある。
まずは関東への出店と日本向け自社ECサイトの立ち上げを目標とする。現在は、世界文化社グループのビギンが日本での販売をサポート、テスト販売も兼ねて同社の運営するECサイト「ボイナ」で限定販売している。