メンズ主力のZ世代向けブランド「リメール」が好調だ。20年4月の立ち上げ以来、ゾゾタウンを主な販路に売り上げを伸ばし、22年11月には東京・神宮前の一等地へ実店舗をオープン。インバウンド(訪日外国人)客も取り込みながら成長を続けている。
(高塩夏彦)
値頃感に高い支持
〝シンプル〟と〝ベーシック〟をテーマに、オーバーサイズのトレンドを取り入れたクリーンなデザインのアイテムを揃える。トップ約4000円、パンツ約6000円、アウター1万円台という買いやすい価格で提供し、大学生を中心に支持を集めてきた。
生産は主に海外。技術の高い工場を探し、早期生産や閑散期の発注など、オーダーの仕方を工夫して単価を下げ、コストパフォーマンスを高めている。
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