20年2月、名古屋・栄のオフィス街にオープンしたセレクトショップのルビコン。カレーライスを提供するカウンターを店内に設置し、カレーを通じたコミュニケーションで新たな顧客をつかんだ。服に比べ単価が低く、売り上げでの貢献は少ないが、カレーも店のオリジナル商品の一つとして位置づけ、維持していくため最適な方法を探る。
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挑戦する姿を示す
同店はバターチキンカレーや牛スジカレーなど4種類のカレーを提供する。オーナーの関智幸さんが言うには「何風でもないカレー」。自分の理想を求めて開発した唯一無二のカレーだ。
関さんは19年までアパレルブランドの直営店に勤めていたが、ブランドの日本撤退を機に独立。同僚と共に栄のオフィス街に「PMDS」「ボブ」などインポートを扱う路面店を開いた。
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