「サザビー」18年春夏 手仕事×機能性×新鮮な色で

2017/12/05 04:27 更新


 バッグの「サザビー」の18年春夏は、手仕事が見えるデザイン、シンプルで機能的、女性らしさなど様々な要素を掛け合わせた。春の立ち上がりはライラックや薄いブルー、夏はイエロー、オレンジと、色でも新鮮さを出している。

 手仕事のディテールは、ハンドステッチや編み込みのライン、ノットなど。ライラックをはじめ、きれいな色がある2ハンドルのバッグは、ハンドルに入れた太めのハンドステッチがポイントだ。

 色で売る商品としては、1月店頭のプロパーで仕掛けるトートバッグを、5色のニュアンスカラーで揃えた。機能性では特に軽さにこだわった商品が多い。レザーバッグでも金具を使わないシリーズ、底のプレートを圧縮ウレタンにしたものなど、少しでも重さを取り除く工夫を重ねている。また、ハンドルに芯を入れずに、ふんわりソフトにしたタイプもある。

 アイテムで強化しているのはリュック。働く女性が仕事に使えるよう、ワンハンドルでも使え、堅くはないがきちんと見えるデザインにした。定番の「Aトート」はヘリンボーンタイプなどファブリックを出している。ブランドのシグネチャーであるクロスキーのモノグラムシリーズでは、新しいベースカラーのブルーグレーに、レザーハンドルをライトブルー、ブルーなどからショップスタッフが選んだ色を組み合わせる限定品も販売する。

ハンドルにハンドステッチでクラフト感(大2万9000円、小2万5000円)


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