在庫処分業のshoichi 新型肺炎の影響で買い取り急増

2020/03/11 06:28 更新


 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アパレル・服飾雑貨の在庫処分業、shoichi(大阪市)に買い取りの要望が急増しているという。

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 中国での生産や物流が稼働しない中、納期遅れになった製品の買い取りが目立って増えている。2月末~3月納期だった製品で、アパレルメーカーからの買い取り量は例年の3倍以上。

 プロスポーツチームの応援Tシャツを受注していたアパレルメーカーは、イベントの中止で、ボディーのTシャツが余り、買い取りを要望してきたという。

 イベント自粛で、ファミリーセールを取りやめるところも多い。直前に中止して会場のキャンセル料を取られるより、買い取ってもらおうという話が複数ある。

 山本昌一社長は「通常のビジネスがされた後、余った物を買うわけではないので、素直に喜べない」と話している。

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