国内外のレディスシューズの今春夏向けは、インパクトあるデザインが目立つ。欧米ブランドでプレイフル柄を取り入れる傾向が続くなど、ハッピームードの装いはトレンドの一つになってきた。足元もテンションを上げるアクセサリー感覚のデザインが新鮮だ。(写真=マルコ・ベルトリ、須田渉美)
「ピッピシック」はカラフルなテープのフリンジで遊ぶ。エスニックテイストのラインを充実させる中、ファッション用途とは異なるマテリアルに着目。きちんと感のあるバレリーナシューズをキュートに見せている。3万3000円。
手仕事の装飾を魅力にする「ジュコ」は、くせっ毛に見立てたフリンジサンダルを出している。裁断した革を手洗いしてカーリーに仕上げ、手染めした柄のソールでリズミカルな雰囲気に。ソールは軽い履き心地の「ビブラムソール」だ。3万9000円。
「オンブル・ドゥ・ペリドパル」は、色艶のきれいなフォックスファーでレディーライクなサンダル。細身のソールで毛並みのボリュームを際立たせた。2万4000円。
「サッコバレッティ」はシンプルなレースアップサンダルの足先にフェザーのメタルモチーフを添えた。センシュアルな表情で素足の魅力を引き立たせる。3万7000円。