都内百貨店 夏物クリアランスセールがスタート 夏物の在庫減で短期化 早期に切り上げて正価品に集中

2022/07/01 13:43 更新


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セール初日の開店前に行列(伊勢丹新宿本店)

 都内百貨店の夏物クリアランスセールが7月1日から、本格化した。20年は共通の開始日を設けずにブランドや商品領域ごとに分散化したが、昨年に引き続き全館一斉のスタートとなった。気温上昇でセール前の盛夏物の動きが良かったことに加え、取引先の生産調整や在庫圧縮の影響で、短期集中型のセール商戦となる見通しだ。

 伊勢丹新宿本店は7月5日までの5日間で切り上げる。セール初日の開店前は2120人(前年比43%増)が並んだ。かつての長い行列や売り場に殺到してまとめ買いする光景はなかったが、婦人服などの動きは良かった。「カットソーなど盛夏物よりもジャケットやブラウスなど長く着られるものが人気だった」という。一方で、自社ECでのセールは7月1~31日に設定し、短期化した店頭からECへセール品を移行する。店頭はサステイナブル(持続可能な)商品・サービスを提供する「シンク・グッド」など正価販売に6日から切り替える。地域産地支援・環境保護のためのサステイナブルな品揃え、資源循環のため4R(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ)の推進、文化継承のための技術・感性の発信の三つを柱にしたキャンペーンをつよめる。

開店前位に2120人が並んだ(伊勢丹新宿本店)

 同様に、高島屋は全館一斉のセールを12日で終了する。端境期や一部夏物の正価品の投入を増やす。7月の売り上げに占める比率は例年、セール品が圧倒するが、今年は中旬で正価品がセール品を逆転する見通しだ。長い夏を見越して、夏素材の秋物品番や端境期商品の投入が増える。秋カラーのブラウスとレースのフレアスカートといったスタイリング提案をはじめ、「7月中旬に顧客向けの正価品フェアを実施する」(西武池袋本店)という。


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