高島屋京都店、婦人服フロア改装

2015/09/18 06:11 更新


 高島屋京都店は16日、3階婦人服フロアを改装した。ライフスタイル提案型の編集ゾーン、エフズクローゼットを約2・4倍の520平方㍍に拡大。併せて見通しの良い環境作りを強化した。11月に開設するレストラン&カフェを含めて、合計1200平方㍍規模の改装は久しぶりとなる。

 3階の中心客層は50代。エフズクローゼットは、京都初の「かぐれ」「エブリデイ・バイ・コレックス」を導入した。婦人服、生活雑貨、テーブルウエアと幅広い商品構成で、他フロアとの買い回りを促し、滞留時間を延ばす。

 隣接して、11月中旬にJA全農京都による〝京産京消〟をテーマにした「みのりカフェ」を新設するほか、既存喫茶スペースを再編して「みのる食堂」を開設する。ブランドと飲食で連動した企画を打ち出すことで、暮らしに根差したイメージを訴求する考え。

 同フロアの春夏商戦は、前年比4%減。外商販売が好調だったが、全体的に振るわなかった。今回の改装で新しい客層を取り込み、既存ブランドも顧客起点のモチベーション需要を意識したMDを強化して増収につなげる。

 



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