欧州ではデジタルプロダクトパスポート(DPP)の制度化が進み、今後、日本のアパレル企業にも対応が求められます。DPPは製品情報を可視化し、修理やリユース、回収までをつなぐことで、「売って終わり」から「使い続ける」時代への転換を支える基盤となります。その新たな価値創造の可能性について考えます。
(サイクラス代表取締役 平田健夫)
製品の履歴書
24年7月、EU(欧州連合)ではエコデザイン規則(ESPR)が発効しました。これは、製品をより長く使い、修理し、再利用・リサイクルしやすくすることで、循環経済への転換を進めるための規則です。
アパレルを含む製品には、耐久性や修理可能性(Repairability)、再利用性、リサイクル性、再生材の利用などに関する情報開示が求められ、それらをライフサイクル全体で管理・共有する仕組み作りが進められています。
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