「タンジェリン・ニアミー」と「ビーダッシュ」が連携 データ分析でOMOを支援

2022/01/17 06:27 更新


 Tangerine(タンジェリン、東京)はセンサーを使ってオフライン行動データを収集分析するリテールCX(カスタマーエクスペリエンス)プラットフォーム「タンジェリン・ニアミー」を、データX(東京)が提供するデータ統合マーケティングソリューション「b→dash」(ビーダッシュ)と連携させた。来店などの店舗データとウェブサイト行動履歴、ECの顧客データを組み合わせた分析をベースにしたOMO(オンラインとオフラインの融合)施策実施を支援する。

 この連携で、企業は店舗に設置したビーコンから取得した来店情報や店舗でのアプリ利用履歴を定期的にビーダッシュに連携し、自社の顧客データやEC上で取得したデータと来店状況をひも付けることが可能になる。来店状況を踏まえてオンライン上でアプローチしたり、EC利用状況を踏まえた来店客へのアプローチが可能となる。

 例えば、来店したが未購入の客へのメルマガやLINEの配信や、新規客の2回目購入率分析ができるようになる。またビーダッシュは、ノーコードで画面操作できるためタンジェリン・ニアミー導入企業は外部委託することなく、シームレスにデータ連携し、素早くPDCA(計画・実行・評価・改善)を回すことができる。

 さらにビーダッシュで作成したセグメントデータをタンジェリン・ニアミーに連携することで来店時に店舗ごとにクーポンなどプッシュ通知やインストアサービスを提供できる。

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