【上海支局】中国のインターネット販売各社が大幅な値引き販売を競い合った今年の11月11日の商戦はさらにヒートアップした。最大手アリババ集団のBtoC(企業対消費者取引)サイトの天猫は「双十一」(数字の1が四つ並ぶ意味)で912億1700万元、日本円で約1兆7605億円(1元=19・3円)を売り上げた。昨年の571億1200万元から約60%増え、史上最高を記録した。
天猫の売り上げトップはIT(情報技術)機器のファーウエイ、2位にはユニクロがつけた。このほか、ファッション関連ではナイキが8位、ジャック・ジョーンズが10位、ニューバランスが11位、ギャップが14位、太平鳥が15位、GXGが16位、森馬が17位、韓都衣舎が18位、拉夏貝爾が19位、巴拉巴拉が20位と上位の多くを占めた。