トウキョウベースは下期(26年8月~27年1月)も国内外で積極出店を継続する。通期で計40店を計画し、上期で既に15店を出した。収益化が進む中国での出店に加え、台湾にも初進出する。インバウンド需要が好調な国内事業では値上げによる日本人客の離反を防ぐため、商品の価格帯の幅を広げる。
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上期は増収増益だった。路面店の出店拡大が奏功し、インバウンド売上高は4割強増の32億8500万円となった。前年同期に膨らんだ在庫の消化を進め、オリジナル商品を中心に生産量を抑えた。この結果、在庫の適正化にめどが立ち、「攻めやすい状況が整った」と谷正人社長。下期は仕入れを通常の水準に戻す。
セレクト、オリジナル事業ともに売上高は前年実績を上回ったが、レディス分野が若干苦戦した。円安に伴う価格上昇に対し、国内客の反応は厳しいことを受け、一部業態でエントリー価格の商品を増やす。インバウンド客の需要にも応え、レディス商品のサイズも拡充する。
自社EC売上高も38%増と伸びた。AI(人工知能)の活用で商品画像を増やしたことで、従来とは異なる客層の購入につなげた。実店舗でもマネキンを撤去し、商品を主役にした見せ方へ変更した。
海外では現在、中国、香港、韓国、米国の7都市に出店している。国内店舗で台湾からの訪日客に手応えを得ているため、台湾に3店を出す。上期に黒字化した上海で、オリジナルブランドの「ユナイテッドトウキョウ」と「パブリックトウキョウ」の旗艦店を出す。
27年1月期は売上高が前期比18%増の280億円、営業利益が27.8%増の25億円を計画する。
