【上海支局】東レグループの中国・南通での長繊維テキスタイル製造、販売会社の東麗酒伊織染南通(TSD)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の高度化や省エネ、排水の回収リサイクルなどで環境に優しく、競争力に優れる「世界一のテキスタイル工場」(秦兆瓊董事兼総経理)を目指す。
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同社は94年に設立、月産で織物1300万メートル、ニット200万メートルの生産規模。織機はウォータージェットルーム(WJL)1230台、エアジェットルーム(AJL)83台を所有し、フル稼働が続いている。ニット生機は70%が外注で手当てしている。衣料用テキスタイルが80%、非衣料20%で、自動車用エアバッグ生地や内装用の人工皮革「ウルトラスエード」、膜関連など。仕向け地は日本、欧米、中国国内がほぼ平準化されている。
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