中東情勢の悪化が世界を混乱に陥れた。ホルムズ海峡の封鎖に伴うナフサショックはあらゆる産業に打撃を与えている。依然として不透明な事業環境のなか、素材メーカーの繊維事業トップに足元の状況や今後の見通しを聞いた。
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好調のニットに注力
――4月1日付で繊維本部長に就いた。
以前は機能繊維・商事本部の名称で、商社の東洋紡STC、衣料繊維の東洋紡せんい、エアバッグ事業を統括していましたが、東洋紡STCが解散したのに伴い、シンプルな名称に戻しました。
私自身は入社以来、「ザイロン」などスーパー繊維に携わった後、22年からエアバッグ事業を担当し、今回、衣料繊維を含む繊維本部全体を見ることになりました。
――衣料繊維の概況は。
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