内野(東京)は「ウェアラブルスキンケア商品」の開発を強化している。「究極の柔らかさを持ちながら快適性と機能性を追求した自社開発の綿素材」を使用したタオルやガーゼ、ニットアイテムの商品群を編集し、肌にやさしい「着ながらにスキンケア」をテーマに提案する。
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一部特許取得の「マシュマロ」シリーズは、衣服内の温度、湿度を快適に保つ機能素材で、ガーゼとニットでアイテムを拡大した。ガーゼはパジャマに加えてインナーウェアと外出着としても着られるワンピース、ユニセックスのフーディーとパンツ、ニットはタンクトップとカーディガンのリラクシングウェアを追加した。このほか、スキンケア市場の拡大を受けて「美肌スキンケアタオル」も発売した。「洗顔後や入浴後の肌への刺激を低減する」と、パイルには80番手の甘撚り糸を使用し、高い吸水性と毛羽落ちを極力低減する仕様とした。同社では百貨店などの売り場で「スキンケアを打ち出したコーナーを設けていきたい」としている。