ユニクロは高機能中わたを使ったアウター「パフテック」を拡販する。今秋冬は24型を企画した。夏の長期化や暖冬など気候変化に柔軟に対応できるアウターとして訴求する。ファーストリテイリングの遠藤真廣グループ執行役員は「ユニクロの高機能軽量アウターを今後ウルトラライトダウンからパフテックに切り替えていきたい」と語る。
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パフテックは東レと共同開発した機能性中わたを使っており、天然素材のダウンと違い、水ぬれや湿気に強く、手洗いも可能で、わた抜けしづらく、様々なデザインが可能だ。10年前に開発に着手して以降、毎シーズン、中わたの性能も高めてきた。遠藤執行役員は「暖かさはダウンと変わらないレベル」と話す。
拡販に向け、商品バリエーションを増やしている。前季は15型だったが、今秋冬は24型に増やした。「ユニクロ・U」「ユニクロ:シー」や「JWアンダーソン」との協業商品もあるほか、前季は一部店舗のみだったウルトラライトダウンと同じキルトパターンのジャケット(税込み6990円)を全国の店舗で販売する。
販促のため11月3日まで渋谷区のクレインズ6142でパフテックの機能や生活シーンに応じた使い方を紹介するイベントも開催する。

