ユニクロは「ユニクロU」の26年秋冬コレクション発売に合わせ、同ラインの10周年を祝うイベントをパリのル・マレ店で開いた。16年からパリR&Dセンターのアーティスティックディレクター(AD)を務めてきたクリストフ・ルメール氏と、後にチームに加わったサラ・リン・トラン氏が手がける最後のシーズンとなる。会場には多くのファッション関係者が集まり、ユニクロからルメール氏とトラン氏に花束が贈られた。
(パリ=松井孝予通信員)
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ユニクロは15年10月、ルメール氏とトラン氏のパリブランド「ルメール」との初の協業コレクションを発売した。その成功を機に、翌年開設したパリR&DセンターのADにルメール氏を迎えた。この10年間、2人はシルエットや素材、着心地を追求し、「ライフウェア=究極の普段着」を磨いてきた。

ル・マレ店では2人が監修したユニクロUのアーカイブも展示された。異なる時代のアイテムを組み合わせたコーディネートで、コレクションの変遷を紹介。展覧会のようなディスプレーが施され、ファッション関係者らの関心を集めた。
今後のR&D(開発研究)についてユニクロは、パリR&Dセンターのデザインチームを中心に、これまで培ってきたクリエイティブを継承しながら開発を続ける方針だ。ルメール氏らが築いてきたライフウェアの考え方を、チームがどのように展開していくか注目される。