シューズブランドの「ユナイテッドヌード」は、東京・北青山のOMOTESANDO391ビルに旗艦店「ユナイテッドヌード・トウキョウ」を移転、このほどオープンした。
1階のショップは、建築家でもあるユナイテッドヌードのクリエイティブディレクター、レム・D・コールハースが設計・監修した。ミラー素材を用いたシェルフにコンクリートのフローリング、黒いシーリングのコントラストが象徴的な空間。
ストアコンセプトは「フローティングシェルフ」で、シェルフにはミラー素材を用いて、ストアを囲むすべてを映し出す。ミラーは目の前にある旧店舗も映し出し、過去との継続を表している。ミラー以外のシェルフデザインは旧店舗のまま。ミラー以外の素材はとてもシンプルで、光沢のあるコンクリートフロアは地球を表し、黒いシーリングは宇宙を表現している。
ショップの2階には、国内外のレディスブランドを取り扱う福岡の「マギークープ」の東京初の旗艦店を迎えた。北青山の新しいファッションディストリクトをけん引するアイコニックな場所を目指す。
3階はワークスペース&ショールームスペース。ショップスタッフのために定期的に料理教室を開く料理研究家の小寺美也さん用のキッチンスペースも設けた。4階にはアトリエカバンヌ代表フラワーアーティスト高橋有希さん監修のバルコニーガーデンとスタッフ用のくつろぎスペースを設けている。
現在、政府の緊急事態宣言を受けてショップはクローズしているが、自社サイトで、商品は購入できる。