専門店メンズ6月の売り場観測 派手シャツに00年代調シューズ

2023/06/13 14:00 更新会員限定


 中旬~後半には会員制のセールがスタートするが、それまでの期間は、販売戦略が二手に分かれる。単品の買い足しで売り上げを作りたい店は、清涼感のある素材を使った半袖のシャツでメッシュやハードなプリント加工のタイプ、Tシャツでは2000年代の映画やアーティストをモチーフにしたグラフィック物を豊富に揃え、「もう1点買い」を促す構えだ。コーディネート提案を重視し、セット買いによる客単価アップをあくまで狙う店の場合、同じ半袖トップを単品ではなく、ワイドシルエットのパンツや高単価のアクセサリーと組み合わせた提案が目立つ。売れ行きの鈍いショーツに関しては、生足を出すことに抵抗感の強い若年層に向け、膝が隠れるくらいの丈のカーゴパンツを推す店も現れている。「ビルケンシュトック」「キーン」など前年は売れ行きの堅調だったブランドのサンダルは今季、あまり動いておらず、「ウーフォス」などリカバリーサンダルが人気のようだ。(価格は税込み)

ビームス原宿

足元にテック感 シャツ3万3000円「ウル」、タンクトップ1万450円「ウェルダー」、カーゴパンツ1万7600円「ビームス」、スニーカー2万5300円「オークリー×ブレインデッド」
アーバンアウトドア シェルジャケット2万4200円「アークテリクス」、Tシャツ9900円、ショーツ1万2650円「ビームス」、シューズ1万7050円「メレル」

シップス渋谷店

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