売り場観測・百貨店キャリア1月 正価品、個性的な商品は堅調

2021/01/29 06:26 更新有料会員限定


 1月の百貨店キャリア売り場は新型コロナの感染再拡大、中旬以降の緊急事態宣言を受けて客数減が続いており、全体的に厳しい状況だ。そうした中で好まれているのは、汎用性や機能性のある商品、ベーシックなデザインと色。ゆったりしたシルエットが人気となった。また、セールよりプロパー品が健闘している店が多い。ブランドのキャラクターや個性が強い商品も根強い。(価格は税込み、セールで変動の可能性あり)

【関連記事】売り場観測・百貨店自主編集12月 コートがやっと動く

西武池袋本店 必要なものにはお金をかける

 緊急事態宣言の影響で人出が少なく客数が大きく落ち込み、厳しい。オケージョンやフォーマルのニーズがほとんどないため、ジャケット、スカート、ワンピースは非常に苦戦している。そうしたなか、家ナカ時間が増えた影響からか、カットソーアイテムが比較的伸びている。自宅で洗いたいというニーズから、きれいめに見えながらもイージーケアの商品の需要がさらに高まっている印象。段ボールニットのパーカやニットトップが人気。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事