6月の百貨店メンズ売り場は、ビジネスウェアの苦戦が続く一方で、ファッション好きをつかむ高感度ブランド、ショップは比較的堅調となった。セット率の向上が目立っており、店舗休業で買い物ができなかった反動や、ワクチン接種の広がりによる外出の機会増が見込めることが後押ししている。好調アイテムはTシャツやポロシャツなどのカジュアルウェアが圧倒的。きれいめに見えるデザイン、ブランドが、汎用性があることから幅広い層をつかんでいる。(価格は税込み)
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