売り場観測・専門店レディス10月 実用性のあるブラウスやドレス

2020/10/13 06:29 更新有料会員限定


 店によって売れ筋や期待するアイテムが分かれている。全体としてはブラウスやドレスなど中軽衣料を提案する店が多い。セーターなど厚めのトップは気温の下降に伴って売れた店があったものの反応はまだ鈍く、今後に期待する。アウターは「即着」できて、アイテムによっては春先まで着られるものが良さそうだ。ガウンのような感覚で羽織れるもの、マウンテンパーカ、ボアコートなどを挙げる店がある。新型コロナウイルスの影響で延期になっていた結婚式が徐々に再開し始め、オケージョンのドレスを買い求める客が出てきたという店もある。

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ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店

セーター3万6000円、カットトップ1万3000円、スカート3万6000円、バッグ1万6000円「ドゥーズィエムクラス」、ブレスレットいずれも「ペリンヌ・タヴェルニーチ」1万6000円、シューズ「マリ・ジウディセリ」9万円
コート6万8000円、セーター2万6000円「ドゥーズィエムクラス」、パンツ「マザー」3万3000円、ネックレス「ガブリエラ・オルティガス」3万8000円、バッグ「ザ・ボロン」8万4000円、シューズ「ブレンタ」3万6000円

《今月のアピール》

 9月は後半にかけて気温が下がり、セーターなどの秋物が売れた。インポートのファーや厚手のウールアウターは顧客に、トレンチコートなど今から着られるアウターはふりの客に反応が良かった。10月はオリジナルのメインラインの商品が入荷していく。ベーシックなアイテムを今年らしい着方で提案する。ヒール合わせや、シャツとレイヤードしたときの襟の立て方、裾の出し方がポイントだ。アクセサリーはチェーンモチーフで大ぶりのネックレスやブレスレット、シューズはロングからショートまで様々な丈のブーツがある。

アダム・エ・ロペアトレ恵比寿店

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