《視点》持続可能性が切実に

2026/09/10 06:23 更新NEW!


 ファッション関連で産地や地域おこしにつなげる動きが目立ってきた。産地支援から地域活性へつなげる事業は中川政七商店が有名だ。「石見銀座群言堂」を運営する石見銀山群言堂グループも群馬県大田市での観光のほか、行政と連携して地域づくりにも乗り出すなど、ここ数年で取り組みを広げている。

 福岡県八女市の地域文化商社、うなぎの寝床は地場の久留米絣をはじめ全国のテキスタイル産地と連携して地域に利益が還元される取り組みを強めている。地元での古民家の再生やツーリズムなども催行。産地との連携をさらに広げている。

 鳥取県倉吉市のバッグ企業、バルコスは地域貢献も重視し、老舗旅館の運営を継承、また倉吉市を舞台にした映画の製作プロジェクトにも参画し地域活性化に動いている。

 このほか、企業やクリエイターが産地や地域と連携し再生への向けた取り組みの事例はかなり増えている。各社の事業は関わっているサプライチェーンや地域の持続可能性がより切実になっている。

(武)



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事