ウイングベイ小樽で進むウエルネスタウン構想 病院に加え自治体とも連携

2024/08/01 07:59 更新有料会員限定


賃貸可能面積13万平方メートルのウイングベイ小樽

 大型商業施設、ウイングベイ小樽(北海道小樽市)で「ウエルネスタウン構想」が進んでいる。自治体を巻き込もうとしており、道路を挟んで向かい合う北海道済生会小樽病院と協定を結んだ取り組みは社会課題に向き合う実証実験として全国から注目されるようになっている。SCが地域に根ざす機能として各地に広がる気配だ。

20年から積み上げ

 ウイングベイ小樽を運営する小樽ベイシティ開発がウエルネスタウン構想を打ち出したのは20年7月。同じ小樽市の築港地区に移転してきた済生会病院と連携、人が集まる商業施設の機能を生かして高齢化などの社会課題に対応、健康的な街づくりに資することを目指すことになった。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事