ワールドがぽっちゃり女性向けECサイトオープン 雑誌『ラ・ファーファ』と協業

2022/07/12 06:28 更新


サイトのオープンに合わせて開いた期間限定店ではラ・ファーファモデルが接客した

 ワールドのネオエコノミー事業本部は、雑誌『ラ・ファーファ』を発行する文友舎と協業した、ぽっちゃり女性のためのオンラインストアをオープンした。併せて、実店舗の少ないプラスサイズブランドを集めた期間限定店をワールド北青山ビル1階で7月10日まで開き、試着・先行受注を行った。

 ラ・ファーファモデル(ラファモ)が着たい服をワールドが企画・生産し、「ラ・ファーファショップ・オンライン」で販売する。おさむ、あいまる、大橋ミチ子、小川みこのラファモが第1弾プロデューサーとして参加、第2弾にも安藤うぃ、アイシャ、チャグ、ごりちゃんが控える。ワールドは自社ノウハウを活用し、個とファンをつなぐ「ワールド・ファッション・クラウド」事業を推進しており、今回もその一環。

 期間限定店や試着会、ECサイトで注文を受ける。最初のコレクションはすでに受注中で、9月中旬に届ける。9月以降も毎月新作を投入する。プラスサイズのブランドはネット販売が主力で実際に商品に触れられる機会が少ないため、「毎月新作発表時には試着会を開く予定」(針貝泰子ディレクター)だ。

 今回の期間限定店には「ハッピーマリリン」「チャビーカーヴィー」「スラー」「ラビアンジェ」など他社ブランドも参加。各社が実店舗を開くのは負担が大きいため、ワールドと文友舎でまとめた。ラ・ファーファの高井淳編集長は「市場はさほど大きくないが、買い場もテイストの幅もまだまだ少ない」と話し、今後もワールドの企画・生産力と文友舎の情報波及力で市場を深耕したい考えだ。

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