ヤギは、「デジタル技術を使ってサプライチェーンを改革する」(山岡一朗取締役常務執行役員)と様々な企業に出資したり、協業する。企画、生産、物流、販売など各段階でデジタル技術を活用し、効率的な事業運営が進んできた。
(高田淳史)
「無駄な製品サンプルを作らない」取り組みでは、パークアンドポートのアパレル業務支援クラウド「ポルタスクラウド」を活用し、成果がでてきた。製品OEM(相手先ブランドによる生産)の各部署が作るアパレル企画サンプルの情報を共有し、有効活用して作る試作品の数を減らしている。ミセス、シニア向けから始め、現在OEM部署の3分の1が活用している。