「第26回YKKファスニングアワード」グランプリ 文化ファッション大学院大学の谷宗承さん、ヒコ・みづのジュエリーカレッジの金城伶弥さんが受賞

2026/10/31 11:45 更新NEW!


 YKKは、学生対象のファッションコンテスト「第26回YKKファスニングアワード」のファッションショーと授賞式を開いた。9502点の応募作品からグランプリ、優秀賞、審査員特別賞、YKK特別賞の計8点を選んだ。グランプリは、アパレル部門が文化ファッション大学院大学の谷宗承さん、ファッショングッズ部門がヒコ・みづのジュエリーカレッジの金城伶弥さん。前回新設した「サーキュラーデザイン特別賞」は金城さんがダブル受賞した。

 アパレル部門グランプリの作品は、テープ付きスナップ「ソフィックス」を使い、インナーやジャケットを連結できる構造にした。好みに応じてシルエットや着用方法を変えられる。「制作段階からシルエットや着用方法が丁寧に考察されており、変形することの合理性とプロダクトとしての完成度の高さを両立させている」と評価された。

アパレル部門グランプリは、文化ファッション大学院大学の谷さんが受賞

 ファッショングッズ部門グランプリの作品は、本来廃棄されるファスナーの端切れをアッパーの主要部分に用いたスニーカー。「制約を全く感じさせない完成度と、今日からでも履けるリアリティーが融合している。こんなデザインが世界に溢れてほしい」と評価された。

ファッショングッズ部門グランプリとサーキュラーデザイン特別賞のダブル受賞となったヒコ・みづのジュエリーカレッジの金城伶弥さん

 松嶋耕一YKK社長は、「AI(人工知能)が浸透するなかでも、クリエイティブやアートは人間が力を発揮する領域だと信じている。テクノロジーやイノベーションも大事だが、それ以上に大切なのは人間の創意工夫だ。戦争や地政学的な緊張が続く今だからこそ、文化交流が必要だと感じる。学生や審査員、社員、スタッフの皆さまとともにこのアワードを受け継ぎ、進化させ、そのメッセージを日本から世界に発信していきたい」と話した。



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