首都圏郊外でコロナ禍以降初の大型SC 「ゆめが丘ソラトス」が横浜市郊外に7月開業

2024/03/14 14:00 更新会員限定


新たな街作りの中核となる(イメージ)

 相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅前に大型SC「ゆめが丘ソラトス」(横浜市泉区)を7月に開業する。相鉄グループが同駅周辺で進める新たな街作りの一環。アウトレットを除くと、首都圏郊外での大型SCの開業は20年からのコロナ禍以降で初めてとなる。食やアミューズメント、サービスなどのほか、ファッション・雑貨も充実、約130店が出店する。時間消費や地域コミュニティー機能も重視する。初年度で年間来館者数1000万人、売上高200億円を目指す。

 対象商圏はゆめが丘駅を起点に、1次商圏で車で20分圏内、2次商圏で20~30分圏。横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅にも近接し、横浜市の主要な幹線道路である環状4号線に面する「好立地」に開発する。施行面積約24ヘクタールで、計約700戸のマンション、戸建て住宅、総合病院などのほか、駅舎と一体で開発される「泉ゆめが丘地区土地区画整理事業」の中核施設として開業する。地上1~4階建ての商業棟「ゆめが丘ソラトス1」(店舗は1~3階)と1階に大型家電「ヤマダデンキ」が入る地上1~3階の別棟「ゆめが丘ソラトス2」で構成。延べ床面積約4万3000平方メートル、店舗面積約4万2700平方メートルで、「泉区では最大規模の商業施設」となる。 

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