ゾゾは、ショップスタッフの販売サポートツール「ファーンズ」に、新たにコーディネート投稿機能と成果確認機能を追加し、正式版として提供を開始した。アダストリア、パル、ラコステジャパンなど複数ブランドに既に新機能の提供を始めており、今後も順次拡大を予定する。
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ファーンズは21年11月に始動したOMO(オンラインとオフラインの融合)プラットフォーム「ゾゾモ」で展開するサービスの一つ。第1弾として、消費者がゾゾタウン上でブランドの実店舗の在庫取り置きをした際に、ファーンズ上でショップスタッフが簡単な操作で対応できる機能を導入していた。
今回のコーディネート投稿機能では、「ゾゾタウン」「ゾゾタウンペイペイモール店」、ファッションコーディネートアプリ「ウェア」への同時投稿が可能。今秋からはブランドの自社ECにも同時投稿できるようになる。
成果確認機能では、コーディネート経由のEC売り上げや閲覧数などを可視化できる。コーディネート投稿機能と成果確認機能は無料で提供する。
試験導入した企業では、ブランドのゾゾタウンでの月間売り上げのうち、約5割がコーディネート経由という事例も出ているとしている。