「エーエージーバン」は、韓国で人気俳優兼モデルとして活躍するアン・ジェヒョンさんがプロデュースするユニセックスのジュエリーブランド。本国で13年にスタートし、ロッテ百貨店やECで販売していたが、多忙により3年前にいったんブランドを休止。今冬、改めて日本から販売を再開した。
東京・渋谷で過去のアーカイブと新作を披露したほか、ワンオーが運営するセレクトショップ「ハーサイド」で、同店との協業コレクションを25日まで販売している。バラの花模様を彫ったピンクゴールドにカラーストーンをセットしたリング(9万6000円)や、ネックレス(5万5000~5万9000円)などがある。
アンさんが接客する時間を設けた発売初日には、オープン前から行列ができ、その半数以上がジュエリーを購入した。今後はワンオーがサポートする形で、イベントや期間限定店などを通じて日本で販売する予定だ。
デザイナーのアン・ジェヒョンさん ブランドとしてきちんと確立したい
モデルとして活動していたころ、「職業として寿命が短いのでは」と不安を感じる中、永遠性を持つジュエリーの魅力にひかれ、ブランドを立ち上げました。花が好きなので、気持ちを込めて残しておける〝枯れない花〟をコンセプトにし、シルバーを中心としたコレクションを製作。ロッテ百貨店などで販売していましたが、ほぼ1人でやっていたので、想定以上の反響に応えられなくなり、いったん活動を休止しました。
けれど、本当にやりたいことなので、デザインは描き続けてきました。日本から再スタートしたのは、俳優のイメージを少し抑え、一つのブランドとしてきちんと確立させたいと思ったからです。
モデルも俳優もジュエリー作りも、たくさんの人と一緒に仕事をして進めていくもので、すべてつながっています。小さなことにも良い意味合いを見いだして活動を続けて行きたいですね。