アディダスが「集中」促すフーディー

2016/08/31 10:00 更新


 アディダスジャパン(東京)は「アディダス アスレチクス」で9月7日、ゲームや記録に挑むアスリートの集中をサポートするためウェア「Z.N.E. HOODIE(ゼット エヌ イー フーディー)」を発売する。

 「Z.N.E.」の商品名は、ZERO NEGATIVE ENERGY(ゼロネガティブエナジー)の略称。雑念を振り払い、心を無にして集中を促し、試合に向けZONEへと導くというコンセプトに基づくもの。強大なプレッシャーの下で自らの集力を維持し、しっかりと精神統一をしながら新たな目標に挑むアスリートのためにデザインした。

 印象的な大きめのフードはアスリートを外部から遮断した状態に保ち、ダブル・レイヤード構造で騒音を軽減しながらオーバー・イヤー型ヘッドホンの装着にも対応する。

 ハリ感やストレッチ性に優れた快適な着用感やシルエットにも、アスリートの集中をサポートするこだわりを込め、アディダスが誇るクラフトマンシップと、ラグジュアリー感のあるファブリックやこだわりのデザインで、アスリートの力を引き出す。

 価格は、M adidas Z.N.E. フーディー1万2990円、 M adidas Z.N.E. パンツ1万490円、W adidas Z.N.E. フーディー1万1990円、W adidas Z.N.E. パンツ9900円。

自分の世界に入り、集中し100%以上の力を
アディダス ジャパン マーケティング事業本部 ビジネスユニットグループトレーニング アスレチクスディレクター磯部剛さんの話

磯部さん出稿候補2

「アディダス」の新商品「Z.N.E.」は、試合に向けてアスリートが感じるネガティブな要素、例えば雑音や周囲の視線、ネガティブなエナジーをゼロし、自分が集中できる環境を作っていけるウェアです。ゼロになる=白ということで、カラーは白にしています。

 

大きな特徴はフードにあり、音を遮るためにフードの生地を厚くし、視界を狭めるためにフードを深くしています。アスリートは集中するために自分自身に問い掛けをしたり、独り言をいう人が多いですが、それがしやすいよう、口元までファスナーが上がり、口の動きが周囲から分からないようなデザインにしました。自分の世界に入り、しっかりと集中して100%以上の力を発揮できるような商品となっています。

 

アディダスは黒のイメージが強いですが、白を打ち出し、Z.N.E.をブランドを代表するプロダクトとして打ち出します。

 

アスレチックカテゴリーはジャージーで昨年、ピンストライプの商品(「adidas 24/7」)を導入し、榮倉奈々さんと武藤嘉紀選手(サッカー日本代表)を起用した訴求で、売り場活性化と販売の両面で成果を上げました。Z.N.E.はジャージーに並ぶもうひとつの大きな柱に位置づけ、スポーツウェア市場で戦っていきます。

ADIDAS ATHLETICS 「アディダス アスレチクス」が表現するのは、アスリートにとって大切なプレー前の集中するシーンやプレーの集中から解放されたシーン。語られることのなかったアスリートのスポーツに対する姿勢や思いに焦点を当て、印象的かつ新鮮な視点で表現している。



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