今年4月末にオープンしたイオンモールのジアウトレット湘南平塚(神奈川県平塚市)は、来店客数は目標の10%増、売上高はほぼ目標通りで推移しており、広域からの集客が目立っている。アウトレットモールは平日の集客が弱い特性があるが、「日常使いもできるアウトレット」(土屋敦ゼネラルマネージャー)として地域密着型の取り組みにも力を入れる。
(小田茂)
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同SCは約20年前に東海道新幹線の新駅誘致計画とともに開始された、平塚市のツインシティ大神地区と寒川町のツインシティ倉見地区の〝双子の街作り〟の一環。大神地区は約69ヘクタールの開発が着手され、8年前に商業施設の誘致でイオンが選ばれた。その後、周辺ではSCの出店が相次ぎ、イオンでは業態の差別化を検討してきた。
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