古着やハイエンドなメンズセレクトショップなどを手掛けるアイン・ソフ(大阪市、高木一也社長)のティーンズ向け「ヴォルカン&アフロダイティ」が元気だ。大阪・心斎橋や京都・河原町の路面店(店舗面積130平方㍍前後)は年商1億円ペースで売れている。高感度セレクトショップを運営している経験を生かし、内装など店の演出に工夫を凝らしている。
同社は、小売業出身の高木氏が02年に店舗を創業してスタート。古着と欧州の若手デザイナーブランドをミックスしたヴォルカン&アフロダイティ本店を開いた。06年に法人化し、大阪・難波周辺で、メンズインポートのセレクト「アイン」をオープンした。08年に2層、店舗面積330平方㍍に増床し、発信を強めている。
ティーンズ向けのヴォルカン&アフロダイティは、「レディスを中心としたマスマーケットに対しても、ファッションの面白さを提案したい」と14年春に立ち上げた。最先端のモノを追い求めるファッショニスタに向け、アパレルだけでなく、服飾雑貨、化粧品、食品(菓子類)なども品揃えし、話題性や面白さのあるモノをセレクトする。