中心市街地活性化が実る秋田市 街に再びにぎわい 主要2施設改装、新店も続々

2023/02/08 11:30 更新有料会員限定


中心市街地の秋田駅西口エリア(左からオーパ、駅ビルのアルスとトピコ)

 全国最高の人口減少率が続いている秋田県。豊かな自然環境に恵まれ、おいしい米や酒、温泉に、郷土芸能などの行事も楽しめるが、少子高齢化を背景に都市機能が弱まり、若者の県外流出が後を絶たない。この状況を打破するために、様々な取り組みを進めてきた秋田市がいよいよ盛り上がってきた。主要な商業施設が今年、相次いで改装し、誰もが住みやすい街へと生まれ変わる。重点プログラムとしてきた「芸術文化の香り高いまちづくり」も実り始めている。

 秋田県の総人口は、92万5933人(23年1月1日時点)。うち約3分の1を占める30万2394人が秋田市に住む。中心市街地は秋田駅西口エリア。JR駅ビルのトピコとアルス、秋田オーパ、西武秋田店、地場スーパー「ナイス」などが入るSCのフォンテ秋田と、五つの大きな施設がある。

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