「アレキサンダー・ワン」の家具コレクションが、日本でも販売されている。伊家具ブランド「ポルトローナ・フラウ」との協業により2月にニューヨークの旗艦店などで先行発売したもので、14日から青山店でも受注販売を開始した。ポルトローナ・フラウの上質な職人技と、ワンのリラックスしたデザインが融合されている。
商品は、「仲間とのハングアウトスペース」をコンセプトにしたチェアとキャビネットが揃う。ラウンジチェア(75万円)は、ビーンバッグ(柔らかい布に穀物や粒を詰めたボール。クッションにも使われる)のような丸みのあるシルエットが特徴で、レザーとシアリングの2タイプ。シャークスキンのキャビネット(150万円)は、バーとして使用できるようにグラスやボトルを収納できる。納期はいずれも通常3カ月。
アレキサンダー・ワンは「地下のたまり場でビーンバッグに座って若者がだらだらしている感じを、ぜいたくな素材とクオリティーで再解釈した」という。